ディーラーオプションは買取金額を左右しない
いいえ、そんなことはありません。ディーラーで自動車を下取りしてもらうときには、純正品であるディーラーオプション（ディーラーで取り付ける装備品）やメーカーオプション（メーカーの工場で取り付ける装備品）がついていると、査定時にプラス評価され、査定金額が高くなることが多いようです。
クルマにはさまざまな装備が装着されていますが、オーナーの好みや使い方、ライフスタイルなどによって、任意に装着されるのがオプションと呼ばれる装備品です。
オプションには、純正品であるディーラーオプションとメーカーオプション、純正品ではない社外パーツがあります。
ディーラーオプションは、オーディオ系、カーナビ、エアロパーツ、アルミホイール、フロアマットなどディーラーで取り付けるアクセサリー品のようなもので、基本的には契約後、納車以降でも取り付け、追加、取り外しも可能なものです。
メーカーオプションは、サンルーフ、カーナビ、ヘッドライト、セキュリティーシステムなど、メーカーの製造ラインで装着されるもので、ボディに大きな加工が必要だったり、組み込みに手間がかかるため、車体製造時に組み込まれるのが特徴です。よって、クルマ本体を発注する際に注文しなくてはならず、納車後に装着することはできません。
社外パーツは、自動車メーカーまたはその関連会社以外のメーカーが製造した装備品のことです。社外パーツは、ディーラーに下取りに出すときには、査定の金額に影響しないか、むしろマイナス評価の要因になってしまうことがあります。
ディーラーオプションの代わりに社外パーツを取り付けるときは、後にクルマを売るときのことを考えることが大事です。
ディーラーオプションを取り外して、社外パーツをつける場合は、取り外したディーラーオプションはきちんと保管しておきましょう。保管さえしておけば、ディーラーは下取りしたクルマに取り外していたディーラーオプションをふたたび取り付けることができますので評価額のアップにつながります。
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